いままでは、FXとは?という方への分かりやすい売買による差による利益を得られる方法についてご紹介してきました。
ここからは、FXで利益を得る方法としてもう一点の「スワップ」についてご紹介します。
スワップ、こちらはFX用語の中ではメジャーですが一般的にはあまり使われていないため分からないということを言われます。
それでは、スワップについてご紹介していきます。
スワップとはなにか?
スワップというと分かりづらいかと思いますが、日常で言う金利だと考えると分かりやすいかと思います。
銀行などに預けていても、ごくわずかですが金利がつきますよね。
それがFXの場合、さきほどのレバレッジと合わせることで大量の通貨を取引できます。
そのため、銀行などでは考えられない金利で利益をえることができます。
スワップの仕組み
FXは、通貨を取引することになります。
そのため、通貨ごとに金利がきまっており日本円はかなりの低金利になっています。
しかしFXにおいて豪ドルを買ったとすると、豪ドルは日本に比べ高金利になるので
もし価値は変わらないとするならば、同じ日数分持っていたとすると、
豪ドルでの金利ー日本円での金利=利益
が生まれます。その逆に売り取引の場合は、
日本円での金利ー豪ドルでの金利=損
になってしまいます。
スワップのメリット
スワップは、持っていれば持っている期間だけ毎日入ってきます。
そのため、通貨の価値変動を気にせず利益を得ることができるのです。
また通貨の中には、高金利通貨と言われるスワップが多めにもらえる通貨があります。
人気の通貨で言うと、豪ドルやニュージーランドドルといった通貨になります。
スワップのデメリット
持っているだけで、利益を得られると聞くとなんていい仕組みと感じると思います。
しかし、さきほどお伝えした「通貨の価値変動を気にせず」というところがポイントになります。
通貨は、常に変動しています。
そのため、いくらスワップで利益を得たとしても価値変動の動きよりは小さな利益になります。
そのためスワップを得ようとして、レバレッジを高めにし、大量の通貨を買ってしまうとスワップ以上に逆に動いて損をしてしまうと言った危険性があります。
スワップとのつき合い方
スワップとのつき合い方は、様々です。
1日単位などで取引をされるかたは、あまり気にされなくてもいいかもしれません。
そんなに、毎日・毎時間は取引はできない
いままで外貨預金をしていてリスクはあまり増やしたくない
けど、FXのように自分の意志で取引をしたい
というかたは、スワップを気にして取引通貨およびFX会社を選ぶ方法もオススメになります。